応用情報技術者合格までの一例 ②午後対策→本番
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【4】午後対策
9月中旬に午前の対策が完了しました。試験日までは3週間ほどしかなく、なんとなく「無理かもなぁ」と思い始めていました。が、午前問題を対策していた時に少しだけ午後問題を少し見ており、使われている用語や求められている知識は午前問題と変わりないことはわかっていたので、問題形式や回答の作り方に慣れることを目指して勉強を進めました。使った問題集は下記です。
応用情報技術者ドットコムの過去問道場にも午後問題がありますが、
個人的には紙で解いたほうが問題文を読み返しやすく、回答にいたる根拠の説明もこちらのほうが理解できるだろうと感じたため購入しました。内容・解説に不満はなく良かったと思います。
午後問題は10テーマからセキュリティ+任意の4テーマを選ぶ形式となっており、
自分が解くテーマを最低4つ選ぶ必要がありました。
このうち、ネットワーク・データベース・プログラミングはあまり自信が無かったので除外しました。好きなテーマを中心に以下のように割り振りました。
★:組み込みシステム開発
◎:プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査
△:ネットワーク
×:データベース、プログラミング
組み込みシステム開発について、問題を解いてみたところ問われている知識があまりなく、問題文を正しく読んで計算できれば満点まで狙えると思ったので確定で選ぶことにしました。
◎群について、問題を解いてみたところ基本的な考え方さえ分かっていれば、あまり手を動かして勉強しなくても良いんじゃないかということに気づきました。これらのテーマは先入観を持たず正しく問題文を読み、読んでいておかしいなと思った対応に気づき、これは当たり前だよねという感覚を正しく持つことができれば得点することはできると思いました。そのため、これらのテーマでの勉強は、問題に多く触れることで頭で考えた解答と正解との乖離をなるべく少なくしていき、正しい感覚に調整していくことを目指していました。
ちょっと何言ってるかわからないですが、いっぱい問題と解答を読んだ!ということです。
あまり手を動かさなくていいことがわかったので、情報セキュリティの対策のみ手を動かして行いました。問題集にあるものは全て解き、足りない分は過去問道場で補いました。
◎群については、ひたすら問題文と解答を読んでいました。
気が向いたときに経営戦略とアーキテクチャの問題を少し読んでいました。
試験1週間前には午後対策はやめ、再び過去問道場で午前問題を解いていました。
【5】試験当日
午前はまあ通ったかなという感じでした。
→74点
午後は当初の方針通り以下のテーマを選びました。
★:組み込みシステム開発
◎:プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査
→70点
ギリギリでしたが通っていました。組み込みシステム開発に救われました。
【6】総評
運よく合っていた箇所もあったので、実力的にはボーダーぐらいなのかなぁと思いました。実質3か月ほどの対策期間でしたが、継続を第一として成果を得ることができてよかったです。午後対策がかなりざっくりしてしまったので、これに味を占めることなく上位の資格を取るときはしっかりと対策していこうと思いました。
以上が一例となります。過去問道場をたくさん解くことで午前から午後まで広くカバーできると思います。
また、私の場合は午後対策が3週間ほどでしたが、5週間ぐらいは必要かと思われます。
これから試験を受ける方や勉強進めていくうえで参考になった部分等ありましたら、スター押していただけると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。